医療機関で使用する健康保険証は2日から、「マイナ保険証」と「資格確認書」に本格移行する。原則として従来の健康保険証は使用できなくなる。政府は過去の健康診断や薬剤情報が閲覧できるなどとマイナ保険証のメリットを強調するが、利用率は37.1％（10月末）と ...

従来型の健康保険証が有効期限を迎え、マイナンバーカードに保険証機能が一体化した「マイナ保険証」を基本とする仕組みに2日、完全に移行する。持っていない人については、自治体や健康保険組合などが発行した「資格確認書」を提示することで受診することになる。

１２月２日から「マイナ保険証」を持っていない人が医療機関や薬局を受診する際には、まだ登録が済んでいない人に配布される「資格確認書」が必要。

12月1日、会社員や公務員ら7748万人の「従来型の保険証」の有効期限が切れた。 今後、本格的にマイナ保険証への移行がはじまることになるが、同時にトラブルの増加が懸念されている。 「従来の保険証は捨てないでください」 ...

12月2日から従来の健康保険証が廃止され「マイナ保険証」の使用が基本となりました。マイナンバーカードを持っていなかったり、持っていても保険証の利用登録をしていない場合は、加入している保険組合などから届く「資格確認書」を使用することになります。

医療機関の受診に欠かせない「健康保険証」は、2日からマイナンバーカードに保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」に移行しました。これを受けて、マイナンバーカードの新規発行を申請する人が相次いでいます。

従来の健康保険証は、１日で期限が終了し、原則「マイナンバーカード」とひもづけされた「マイナ保険証」、もしくは自治体などから届いている「資格確認書」を使う仕組みに切り替わっています。

東京都内の企業の健保組合は、持ち運びやすさを考えてカード型を選んだ。ただし、紙製だ。担当者は「プラスチックでは（従来の）保険証と見分けが付かなくなる」と話した。紙製のはがき大を選んだ別の健保組合の担当者も「保険証との識別」を理由に挙げた。

従来の健康保険証は、75歳以上の人や自営業の人などはすでに期限を迎えているが、会社員や公務員など多くの人の期限は2025年12月1日まで。12月2日以降に医療機関を受診する場合は、原則「マイナ保険証」か「資格確認書」の提示が必要になる。■マイナ保険証 ...

2024年12月2日付で従来の健康保険証の新規発行が終了し、マイナンバーカードを保険証として使用する「マイナ保険証」への一本化が進められている。ところが最近になって、従来の保険証を全廃しようとする国の方針に無理があることが明らかになった。

会社員や公務員ら約７８００万人の健康保険証の有効期限が切れた。マイナンバーカードに健康保険証機能を持たせた「マイナ保険証」普及のためとして、昨年１２月に新規発行を停止し、１年間の経過措置がとられてきた。７月には自営業者ら約２３００万人の国民健康保険、後期高齢者医療制度の約２千万人の期限が切れている。しかし、マイナ保険証の利用率は低迷したままだ。１０月末現在で全国平均で３７・１４％にとどまる。