ビッグバンの真っ最中の宇宙は極めて高温だったため、原子核と電子がバラバラのプラズマ状態にあり、光が直進できなかった。しかし約38万年が経過して宇宙が十分に冷え、原子核が電子を捉えて水素やヘリウムなどの原子が生成されると、光は直進 ...

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡（JWST）が、観測史上最も古く、最も遠くにある銀河を捉えた。この銀河を天文学者らは「MoM-z14」と名付け、プレプリント論文で発表した。現在、査読と正式な学術誌への掲載待ちの段階だ。 今回観測された銀河は、約138億 ...

JWSTとアルマ望遠鏡によって、宇宙誕生から9億年後の宇宙初期に存在した銀河が高解像で観測された。内部に見つかった、ぶどうの房のような粒々とした構造は、これまでの観測や数値シミュレーションでは予想されていなかったものだ。 【2025年8月18日 ...

東北大 などの研究チームは、 小惑星 ...

宇宙の誕生から間もないころに、想定を超える数の銀河が存在していた可能性が浮上した。ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の観測データを基に構築した最大規模の宇宙マップが、このほど国際研究プロジェクト「COSMOS-Web」によって公開されたのだ。

印刷ページの表示はログインが必要です。 米粒よりも小さく圧縮された宇宙が、大爆発とともにいまの大きさに膨張した――というのが宇宙の誕生に関する「ビッグバン理論」だ。

以下、話題書『宇宙・時間・生命はどのように始まったのか?：ホーキング「最終理論」の先にある世界』（トマス・ハートッホ著、水谷淳 訳、NewsPicksパブリッシング刊）から一部編集の上引用する。 著者は、車いすの宇宙物理学者スティーヴン ...

宇宙に本物の「ダイヤモンドの星」が存在するかもしれません。2023年、研究者たちは白色矮星と呼ばれる星が、まさに結晶化し巨大なダイヤモンドへと変わりつつある様子を初めて観測しました。 発見されたのは「HD 190412 C」という星で、地球から約104光年 ...

太陽のような恒星はどう生まれるのか、星の材料となるガスは天の川銀河でどのように存在しているのか。巨大望遠鏡を用いて大空のかなたから手がかりを集め、「世界で誰も見たことがない宇宙の姿を最初に目にすることができる」という。最終的に ...