こうしたリトル・レッド・ドットは、現在までに数百個が特定されているという。観測史上で最も小さい部類のブラックホールだが、それでも最大で太陽の1,000万倍の質量があり、直径は約1,000万kmに及ぶ。激しい成長段階にあるこれらの若いブラックホールを観測することで、宇宙の歴史における空白のページが埋められつつある。遠方宇宙に光る小さな赤い点が、壮大な物語を語り始めている。
印刷ページの表示はログインが必要です。 米粒よりも小さく圧縮された宇宙が、大爆発とともにいまの大きさに膨張した――というのが宇宙の誕生に関する「ビッグバン理論」だ。 「大爆発を起こした主体は神」という説明をすれば帳尻が合うから ...
通常、1秒から30分程度しか続かないガンマ線バーストが2025年7月2日は7時間も継続した。ブラックホールが星を破壊したという見解は一致しているが、どんなブラックホールがどうやって破壊したのか、科学者らがありとあらゆる手段を講じて真相の究明に取り組ん ...
20年間の研究を経て、韓国の研究チームが太陽系初期の物質形成過程を世界で初めて証明した。
1963年に創刊されて以来、「科学をあなたのポケットに」を合言葉に、これまで2000冊以上のラインナップを世に送り出してきたブルーバックス。本連載では、そんなブルーバックスをつくっている編集部メンバーによるコラムをお届けします。その名も「ブルーバック ...
韓国の研究チームが、これまで謎に包まれていた太陽系惑星の形成過程を解き明かした。太陽のような恒星から遠く離れた地球型惑星や彗星で発見される「結晶質ケイ酸塩」の移動経路を、世界で初めて観測した。科学技術情報通信部は21日、ソウル大学物理天文学部のイ・ジ ...
ハッブル宇宙望遠鏡を用いて発見され、「クラウド・ナイン」と名付けられたこの天体の正体は、「星を持たない、ガスやダークマター(暗黒物質)に満ちたガス雲」だ。NASAはこの発見について、「銀河の形成、初期宇宙、そしてダークマターそのものの本質に対する理解 ...
地球から38万キロ先にある月。人類はいま、その月を足掛かりに、200万キロ以上離れた「深宇宙」の謎に迫ろうとしている。 愛知県の豊田市博物館で開催中の特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」(中日新聞社など主催)では、実物や実物大に ...
素粒子ニュートリノで宇宙の成り立ちの解明に挑む日本と米国の二つの国際研究チームは、互いの実験データを初めて共同解析した結果を、22日付の英科学誌ネイチャーに発表した。ニュートリノ粒子と反粒子の振る舞いの差を調べ、今後の測定に向けた ...
木星 や 土星 の極域の大気には、巨大な渦が存在している。例えば木星の北極域には、中心の巨大な渦を取り囲むように、より 小さな8つの渦がある 。これに対して土星の北極域には、ひとつの巨大な 六角形の渦 が見える。
書籍『宇宙線のひみつ「宇宙最強のエネルギー」の謎を追って』から紹介 第1回 日本ではじめて人工雪の生成に成功した中谷宇吉郎は、「雪は天から送られた手紙である」ということばを残しました。それになぞらえて言うなら、宇宙線は、たくさんの ...