ロシアの文明を特徴づける精神性があるとしたら、それはドストエフスキーが描いたような「地下生活者」が、陰鬱さからの解放を求める狂気かもしれません。文明論者の佐伯啓思氏がロシアの根源感情を読み解きます。 ※本稿は、佐伯啓思氏著『神なき ...
3日亡くなった梅棹忠夫さんは、世界各地の探検・フィールド調査を踏まえ動物生態学の視点を持ちながら西洋中心だった文明論に独創的な分野を広げてきた。情報産業論から女性論にも及ぶ広く多彩な論考は「梅棹学」として、多くの国民に影響を与えた。
ロシアのプーチン大統領が7日、異例の長期に及ぶ通算5期目をスタートさせた。その翌日には、新たな治政の行方を示す大統領令にひっそりと署名した。ロシアの危うい文明論を国策に組み込み、ウクライナ侵略を招いたナショナリズムの暴走に拍車をかけ ...
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:那須保友)の文明動態学研究所(RIDC)は、2021(令和3)年に開所された岡山大学で4つ目の研究所であり、人文・社会科学系でははじめての研究所です。 RIDCでは、「RIDCマンスリー研究セミナー」を開催 ...
慶応義塾大学の創設者で、『学問のすゝめ』や『文明論之概略』など多数の著作を残した福澤諭吉は今日、「欧化主義者」「文明開化論者」「啓蒙思想家」などといった枕詞(まくらことば)が冠され、語られることが多い。しかし、それらは一面的な見方 ...
さて、ここまで、西洋圏における「文明の対立」の姿を見てきた。では、西洋圏外でも、類似の文明対立が見られるのだろうか?複雑な話になることを避けるべく、新文明〈C〉は割愛し、〈A〉と〈B〉、すなわち、旧文明(伝統主義)と現代文明(啓蒙 ...
1875(明治8)年に「文明論之概略」全6巻が刊行された。150年前に福沢諭吉が著した代表作で、文明発達の事例を紹介している。 福沢は「学問のすゝめ」を執筆しながら、「概略」公表の準備を進めていた。しかも当時の彼は東京で慶応義塾の経営に注力する ...
国立大学法人岡山大学(本部:岡山市北区、学長:槇野博史)の文明動態学研究所(RIDC)は、2021(令和3)年に開所された「地域中核・特色ある研究大学:岡山大学」における4つ目の研究所であり、人文・社会科学系でははじめての研究所です。 RIDCでは ...
球児を育成し、勝利をめざす高校野球。チームを組織として成り立たせるには、それなりの「文明論」が必要となる。岐阜大会4強の監督に取材した。 長良の文明論「集中力」 長良の矢野陽祐監督が掲げるのは「集中力の野球」。精神論だけではなく ...
中華文明圏は日本文明圏の源流であり上位にあって、後者は前者に包摂され続けているという錯覚がまかり通っている。 本書はそうした俗説を真っ向から批判し、日本文明の本質に迫ろうとするのだが、あまたの事例の中で、『源氏物語』に象徴的な「国風 ...
経営を中心として情報技術と社会構造の関係を長く研究してきた慶應義塾大学教授の國領二郎氏によれば、時代はいま近代工業文明からサイバー文明への転換期にある。中核的技術は化石エネルギーからデジタル技術へ、権力の源泉である富は貨幣から ...