「保守本流の女帝」といわれたフィクサー、辻トシ子氏は、女優から政治家の秘書に転じ、1951年以降、吉田茂に重用され、池田勇人、佐藤栄作ら歴代首相と対等に渡り合った。宏池会の“陰の権力者”になってからは、大平政権の発足の裏で秘密工作を行うなどして政局を ...
日本企業における研究環境は実際、15年ほど前に変化したようだ。期限が決められ、結果が要求される――これは想像力を抑えるコルセット、思考を拘束する首かせだ――縛られた計画に基づいて研究を進めることがより重視されるようになった。
学歴が重視される仕事もあれば、ほとんど意味を持たない仕事もあります。その差は、どこにあるのでしょうか。 「学歴」が効果的になる条件 ...
ノンフィクション作家の窪田新之助(47)は、男の死後、その周辺を丹念に訪ね「対馬の海に沈む」(集英社)にまとめた。男は架空契約を繰り返し不正にカネを得ていた。被害総額は22億円。何が男を駆り立てたのか。窪田は単に個人の責任とせず、元凶の一端を過酷なノルマを強いたJA組織の構造的な問題に見た。2024年に開高健ノンフィクション賞を受賞した同書について、選考委員の森達也は「組織共同体は時として暴走し過 ...
加えて、問題なのは日本のエリートによく見られる「員数主義」という独特の思想だ。これは「数の帳尻さえ合えば多少の不正は許される」という戦前の日本社会ではわりと当たり前だった考え方で、旧日本軍のガバナンス不全などにも影響を与えたと評論家の山本七平氏が指摘 ...
衆議院は23日午後の本会議で解散され、事実上の選挙戦へ突入する。各党が有権者へのアピールを強める中、公示を前にして関西の準キー局である毎日放送(MBS)が放送した「政党分類」が、あまりに偏向しているとしてネット上で大炎上している。特定の政党を「周りか ...
21世紀初頭、私は海外取材に明け暮れる日々を送っていた。その旅の友となったのが、青木理が副編集長を務めていた日本版「オーマイニュース」だ。メールで届く記事には、世界の腐敗、政府の闇、権力構造の問題など、ジャーナリズムの核心が詰まっていた。あれから20 ...
立憲民主党の岡田克也議員は、台湾周辺で中国が海上封鎖に訴えるという仮定のシナリオを自ら提示してみせ、日本政府の対応を執拗に問い続けた。野党のみならず、国民に丁寧に説明したいとの気持ちからか、高市総理は「木鼻答弁」で逃げることなく、真摯に対応した。
その男と接触が取れたのはこの春先のことであった。成田空港からアメリカへ飛び立とうというまさにその時だった。 「まだオフレコですよ」 「これから」については口止めされた。そして、その男、色川冬馬は、その「これから」に至るまでの野球人生 ...