目まぐるしく変化する国際情勢。米国ではニューヨーク市長に「民主社会主義者」を自称する左派のゾーラン・マムダニ氏が当選した。この新しい風について、池上彰さんと佐藤優さんに語ってもらった。AERA 2025年12月8日号より。
筆者のアメリカでの在外研究もあと数カ月。昨年8月にシアトルに滞在をはじめてからの1年は、アメリカ社会の大きな変化を間近に見つめながら、その実態を考察する貴重な機会となった。 トランプ氏の再選、政権による移民排斥と自由民主主義への攻撃は ...
国際政治学者たちは、2040年の世界情勢を予測する中で、アメリカの衰退と中国の台頭が重要な要因として浮上している。アメリカは移民や研究開発予算の削減により国力が低下し、外交方針も抑制主義へ移行。これに対し、中国は技術革新や軍事力の強化を進め、国際的な ...
古今東西の名著を25分×4回=100分で読み解くNHKの人気番組「100分de名著」。その番組テキストに大幅な加筆を行い書籍化した、「NHK『100分de名著』ブックス」シリーズ最新刊が、11月25日に発売となります。テーマは、「世の中の空気に抗い、 ...
この本を書き始めたのは、2024年の秋でした。トランプが再選を果たし、イーロン・マスクが政権の中枢に接近していくという、誰も予想しなかった展開が現実になりつつあるころです。ニュースを見ていて感じたのは、「これは一体何が起きているのだろう」という、単純な戸惑いでした。 と同時に、もう一つの疑問も湧いてきました。なぜ、人はこれほどまでにカリスマに惹かれるのか。トランプにしても、イーロン・マスクにしても ...
古代ギリシャの哲学者プラトンは民主政は衆愚政治に陥り独裁者を生むと指摘した。2400年前の言葉は現代の民主主義にも重なるのか。早大の豊永郁子教授(政治学)に聞いた。 ――プラトンが最悪の国家の政体とした僭主(せんしゅ)政とは何でしょうか。
本連載では、『世界のエリートが学んでいる教養書 必読100冊を1冊にまとめてみた』(KADOKAWA)の著書があるマーケティング戦略コンサルタント、ビジネス書作家の永井孝尚氏が、西洋哲学からエンジニアリングまで幅広い分野の教養について、日々のビジネス ...
党首の政治資金収入、トップの高市首相は2位に4倍以上の差つける…立憲民主党の野田代表は5位 ...
外交映像がSNS上でミーム化しやすいことは偶発的ではない。現代の情報空間では、政治映像は国家の意図を離れ、市民によって再解釈・再編集され、別種のコンテンツとして流通する。本現象には、次の五つの条件が密接に関与している。
弁護士で立憲民主党の篠田奈保子衆院議員(53)が2日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。トップテンと年間大賞が発表された、今年1年を代表する言葉を選ぶ年末恒例「現代用語の基礎知識選 2025 ...