たいていの人は、血と聞くと、生温かい鮮やかな深紅の液体を思い浮かべる。だが動物界には、数こそ少ないが、この予想を裏切る変わり者たちがいる。酸素を全身に運ぶために進化が編み出したあらゆる戦略の中でも、青い血はひときわ興味深い例だ。そして、これ ...
一方、イヌとは対称的に姿をほぼ変えず生き延びた種もある。イヌと並びペットとして高い人気を誇るネコだ。ネコの歴史もイヌと同じくミアキス類から始まる。しかし地球の寒冷化で草原に適応し進化したイヌとは異なり、ネコ類は森林にとどまり続けた。その後、今のネコ類にたどり着くまでにさまざまな種類が現れたが、犬歯が長かったなどの特徴はあれども、全体的には現生のネコ類と変わらぬ姿をしていたらしい。一体これは何を意味 ...
2026年10月にはアルメニア・エレバンで生物多様性条約COP17が開催される予定だ。日本企業は世界的に見てもTNFDレポート開示の対応を積極的に進めているが、今年は「開示」から「実装」へとフェーズを移していくことが求められる。将来を見据えた時間軸で ...
化石記録を見ていると、ひときわ明確に浮かび上がってくる進化のパターンがある。現代の哺乳類の大半は、氷河時代の祖先と比べて、体が大幅に小さくなっているというパターンだ。ところが、シロナガスクジラ(学名:Balaenoptera ...
学校法人東京理科大学のプレスリリース(2026年1月7日 10時00分)新種の巨大ウイルス「ウシクウイルス」を茨城県牛久沼から発見 ~ユニークなカプシド構造をもち、宿主細胞を肥大化させる新ウイルス、真核生物の進化の謎を解く鍵に~ ...
共生の有名な例は、アリとアブラムシの関係です。アブラムシは植物の師管液を吸い、尻から「甘露」と呼ばれる糖分を含む排泄物として排出します。アリはこの甘露を目当てにアブラムシに随伴し、甘露をとる代わりにアブラムシをテントウムシなどの捕食者から保護します。
46億年にわたる地球史において、繰り返された超巨大噴火。噴火による環境変動が、生物の大量絶滅を引き起こしてきたとがわかってきました。大量絶滅が新たな生物種の繁栄を促すことを考えると、大規模噴火と生物の進化は深い関係があると考えられます。生命の進化と地球の地質活動との関係について、興味深いトピックをご紹介するシリーズ、今回は、超巨大噴火と生命進化というテーマの重要性について考えてみます。
ダーウィンの自然選択説に基づく従来の生物学では、遺伝子同士の競争を前提に、強者が弱者を搾取していると見なされてきました。しかし、共生関係の中にコストを負担しない寄生者が現れても、その関係が崩壊せずに維持される理由は説明ができません。本書は、著者自身の ...
名古屋大学大学院理学研究科の松尾太郎准教授、三輪 久美子特任助教らの研究グループは、京都大学、東北大学、東京科学大学、龍谷大学との共同研究で、地球と光合成生物のやり取り(共進化)を通して見えてきた、シアノバクテリアの光アンテナの初期 ...
ダイオウグソクムシ サンシャイン水族館では、2017年から冬の恒例イベントとして「ゾクゾク深海生物」シリーズを開催してきました。今年でなんと記念すべき10回目! 10周年を記念する今回は、歴代のメイン生物が勢揃いする豪華な内容となっています。
グローバル化とデジタル化が進む中、変化の激しい時代に対応するため、歴史や哲学を含むリベラルアーツ(教養)の重要性が再認識されている。本連載では、『世界のエリートが学んでいる教養書 必読100冊を1冊にまとめてみた』(KADOKAWA)の著書がある ...
46億年にわたる地球史において、繰り返された超巨大噴火。噴火による環境変動が、生物の大量絶滅を引き起こしてきたとがわかってきました。大量絶滅が新たな生物種の繁栄を促すことを考えると、大規模噴火と生物の進化は深い関係があると考えられます。生命の進化と地 ...