近年、経済学では実験経済学と行動経済学が注目を集めています。これらは1990年代以降、急速に発展した比較的新しい分野です。2002年には実験経済学のバーノン・スミス氏と行動経済学のダニエル・カーネマン氏が同時にノーベル経済学賞を受賞し、理論 ...
自然科学系分野で10年ぶりの日本人ダブル受賞に沸いた今年のノーベル賞。唯一、日本人受賞者がいないのが経済学賞だが、将来の受賞への足がかりとなるような研究も生まれている。京都大などの研究者でつくる行動経済学と人工知能(AI)を融合させた手法によるもので ...
英文タイトルは「非合理性のプラス面──職場と家庭で(正しいと信じられている=評者挿入)論理に挑む(ことで得られる=同)予期せざる利点」と翻訳できるが、本書の主旨は、このタイトルに要約されている。 学生時代に体表の7割に大火傷をおった ...
株式会社ユーキャンは法人様向けeラーニング「行動経済学(マーケティング)講座」をリリースいたしました。 行動経済学とは経済学に心理学の考え方を加えたものです。従来の経済学の枠組みだけでは読み解けない人間の心の動きを理解し、よりよい ...
(左から)パーソナリティの山崎怜奈、橋本之克さん 山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(ダレハナ)」(毎週月曜~木曜13:00~14:55)。6月19日(木)の放送は、行動経済学 ...
健康保険の窓口負担(自己負担)が、患者の受療行動や健康行動・健康状態にどのように影響するかについては、医療経済学の分野で膨大な研究の蓄積があります。最も有名な研究の一つは、1971~1986年にアメリカのシンクタンク、ランド研究所が行った健康保険実験 ...
豊富なイラストでわかりやすく解説。「どうして『くわしくは で』が気になるのか?」「なぜ推しのグッズをつい買い集めてしまうのか?」といった“つい”の行動も、行動経済学の視点でスッと理解できます。 行動経済学を知らないとマズい時代が ...
専門は実験・行動経済学とビジネス経済学。2000年東京大学卒業(02年修士)。11年米ブラウン大学経済学PhD。経済産業省、米ボーリンググリーン州立大学、英ダラム大学などを経て22年から現職。24年12月に『はじめての実験経済学』(オーム社)を出版。
経済の理屈を扱うものと思われがちな経済学だが、実は「人をどう動かすか」を分析する学問でもある。中でも重要なのが、人の行動を左右するインセンティブという考え方。子育てや政治の意思決定まで、あらゆる場面においてうまくいかないと悩んで ...
私たちが損得や確率を正しく判断できず損な選択をしてしまうのはなぜなのか。ジャーナリストの池上彰さんは「行動経済学にあてはめると、人が勝算がほとんどない勝負に出たり、誘惑に負けて目の前のメリットを優先させたりする道理に合わない行動の ...