1月13日には台湾で4年に1度の総統選挙が行われる。この数年、中国が台湾に対して軍事・経済など各方面で圧力を強めており、対中関係は選挙での争点の1つとなっている。 中国(中華人民共和国)は台湾が自国の領土の一部であるとする「一つの中国」原則 ...
「一つの中国」政策は中国が主張する「一つの中国」原則を一定程度は認めるが、現状として台湾に中華人民共和国政府の統治は及んでいないのであるから、それを前提に政策を決めていくことを示す各国の立場だ。つまり、各国とも「一つの中国」原則の ...
台湾の頼清徳総統が、中華民国の建国記念日である10月10日にあたり双十節で演説した。その内容には「祖国論」とも言えるものがあり、中国(中華人民共和国)による台湾統一を完全に拒否し、さらに、「75歳以上の中国人の祖国は中華民国」という巧みな ...
人民大会堂の中には「台湾庁」と呼ばれる部屋がある写真/AC ロシアによるウクライナ侵攻は、多くの日本人に「もし中国が台湾に軍事侵攻したら」という懸念を起こさせました。ロシアのような軍事大国が古典的な軍事侵攻をするなら、同じく軍事大国で ...
【台北=西見由章】台湾の頼清徳総統が「中華人民共和国(中国)は、中華民国(台湾)の人々の祖国には絶対になり得ない」と発言し注目を集めている。与党、民主進歩党の支持層が距離を置く「中華民国」という概念をあえて前面に出し、中国による ...
またもや中台の「両岸関係」がきな臭くなってきました。そもそも正統政権であった「中華民国」(台湾)が未承認国家へ転落した経緯は何でしょうか。中華人民共和国の統一間近で起きた朝鮮戦争から中ソ対立・ベトナム戦争といった要因が複雑に ...
中国は長い間、国際連合総会第2758号決議「中華人民共和国政府の代表が国連における中国の唯一の合法的な代表である」という部分を利用して台湾の国際舞台での活動を抑圧してきた。しかし、近年、国際社会は中国の独裁主義拡大の意図と勢力拡大 ...
台湾の頼清徳(ライチントー)総統は10日、建国記念日にあたる「双十節」の式典で演説し、「中華人民共和国(中国)に台湾を代表する権利はない」と語り、台湾は中国の一部だとして中国が主張する「一つの中国」原則を受け入れない姿勢を強調した。
台湾の頼清徳(ライチントー)総統は5日、建国記念の日に相当する「双十節」を控えた台北市でのイベントで演説し、「中華人民共和国(中国)は中華民国(台湾)の人びとの祖国にはなりえない」と述べた。台湾総統府が発表した。中台は一つであると ...
台湾の頼清徳総統は5日、台湾の建国記念日に相当する「双十節」の関連行事であいさつし、中華人民共和国よりも中華民国(台湾)のほうが歴史が長いとして「中華人民共和国は中華民国(台湾)の人々の祖国にはなり得ない」と述べた。 頼総統はまた ...
【ワシントン=向井ゆう子】米共和党の第2次トランプ政権の発足を受け、米国務省はホームページで米中関係を説明する「ファクトシート」の記述を大幅に更新した。中国共産党を名指しで批判するなど民主党のバイデン前政権に比べ強硬姿勢が鮮明と ...
【北京=田島如生】米国務省はホームページ上の中国を巡る説明を更新し、従来の呼称である「中華人民共和国」を「中国」などへ変更した。「中国共産党」を名指しして批判しており、1月に発足した第2次トランプ政権の対中強硬姿勢を映したとみられる。