株式の信用取引をしている個人投資家の運用が悪化している。信用取引で買った株式の含み損の度合いを示す信用評価損益率は2月28日申し込み時点でマイナス7.69%と2週連続で低下した。含み損を抱える個人の戻り売りが出やすく、相場の重荷となっている。

信用取引で買った株式の含み損益の度合いを示す信用評価損益率は19日申し込み時点でマイナス6.22%となった。2週間ぶりに悪化し、約1カ月半ぶりの低水準だった。半導体関連銘柄の急騰を背景に利益確定売りの動きが出たようだ。 この週（9月15〜19日）の ...

[東京20日 ロイター] - 一部の証券会社で店内の信用評価損益率がプラスに転じ、市場では株価が「天井」圏に差し掛かったことを示唆する事象と捉えられている。ただ、過去の事例からは、すぐに株価が下げを強めるとは限らず、足元で増加している ...