古墳はなぜ造られたのか？巨大化した理由は？講談社現代新書の新刊『古墳時代の歴史』では、古墳が現れてから古墳時代が終わるまでが編年体で描かれ、そうした謎が明かされている。

株式会社徳間書店（本社：東京都品川区、代表取締役社⻑：⼩宮英⾏）は、戦後日本の復興を手助けするためにボランティアとして来日し、60年余り奉仕活動と日本人のルーツ探しに尽力したケン・ジョセフ・シニア氏とそれを受け継ぐケン・ジョセフ ...

税そのものの変遷を追った著書は枚挙にいとまがない。本書は税という側面から、古代から現代までの日本社会を描き出そうという視点が新しい。著者は政府税制調査会（首相の諮問機関）の特別委員などを務め...

フォロー機能は有料会員の方のみお使いいただけます。 『古代史講義海外交流篇』佐藤信編（ちくま新書・1034円） 四周を海に囲まれたわが国でも、国の成り立ちを考える上で対外関係を無視することはできない。本書は古代日本についての最新の研究成果 ...

著者は奈良国立博物館の正倉院展を訪れ、古代の宝物を通じて歴史的背景を考察している。展示物の中には双六や投げ矢ゲームが含まれ、これらは唐から伝来し奈良で流行したことが記されている。聖武天皇が遊びを重んじていたことが示され、古代日本の官僚の怠業も指摘され ...

日本の古代宮殿の実態を解き明かす一冊。 英国のバッキンガム宮殿が権力の象徴であるように、日本の古代宮殿にも重要な意味があった。東アジア情勢が緊迫し、国家の変革が求められる中、宮殿は豪族と民衆を掌握し、天皇を中心とする律令国家を体現 ...

「卑弥呼の墓」との説がある箸墓古墳（角川吉夫撮影） NHKスペシャルが「古代史ミステリー」と題して、日本国家の始まりを特集した。第1集「邪馬台国の謎に迫る」、第2集が「ヤマト王権空白の世紀」。最近の研究成果をもとに古代史の謎に迫った ...

こんばんは。古代史ミステリーに再び着目している筆者です。 「日ユ同祖論」については過去にも紹介しましたが、ざっと紹介すると日本人はユダヤ人の失われた十支族の末裔ではないかという説です。ちなみに失われた10氏族を探している「アミシャブ ...

本文中の小見出しを採用した目次を眺めると、日本史を「税」の視点から、古代・中世・近世・近代・戦前・戦後…と通覧できる。第1章で藤原氏が、外戚でない後三条天皇の政策で、寄生的政治権力が没落していく様など、一族の権勢の核が政治力でなく税的基盤（荘園＝私有 ...

なぜ日本の天皇は126代も続いているのか。憲政史家の倉山満さんは「中国の皇帝は、あらゆる中国人に権利があったので、王朝交代が頻発した。これに対して日本の天皇は『男性排除の原理』によって、安定的に継承されてきた」という――。 ※本稿は ...