(CNN) 地球近傍小惑星「ベンヌ」で採取されていた試料から、地球上の生物が持つアミノ酸のひとつ「トリプトファン」が新たに検出された。米航空宇宙局(NASA)の研究者らがこのほど米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表した。
小惑星の探査計画で、地球外の物質ではこれまで見つかっていなかった、極めて分解しやすい塩(えん)が地球に持ち帰られた。こうした塩の分析は、初期の太陽系での水の歴史を解明するのに役立つ。 2023年9月、米国航空宇宙局(NASA)の小惑星探査機オシ ...
糖類の発見を主導したのは、東北大学の古川善博氏らの研究チームだ。地球外の試料から炭素原子6個のブドウ糖が見つかったのは初めてで、生命が利用する炭素源・エネルギー源として広く知られる分子だ。
2025年7月25日、北海道大学の研究チームは、日本の探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウから持ち帰った試料の中に、太陽系で最も古い鉱物のひとつ「CAI(カルシウム・アルミニウムに富む包有物)」を発見し、その年代測定に世界で初めて成功したと ...
探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰った試料を分析したところ、太陽系最古の微量の岩石が見つかったと北海道大などの研究チームが発表した。岩石は45億6730万年前のもので、太陽系の誕生直後に形成されていた。太陽系の天体が作ら ...
宇宙の歴史は、途方もなく長い。 火星と木星の軌道の間には、小惑星帯と呼ばれるリング状の領域があり、太陽系の宇宙岩石の大半がここに存在します。小惑星帯が誕生したのは、太陽系ができたのと同じ頃。木星の重力の影響で惑星になりきれなかった ...
太陽系で最も外側を公転する第8惑星、海王星。その外側には、「エッジワース・カイパーベルト」と呼ばれる氷の小天体が密集する領域が広がっている。 このエッジワース・カイパーベルトのさらに外側、太陽系外縁部を特異な軌道で公転する小天体群を ...
火星と木星の間にある小惑星帯が消滅しつつある 宇宙の歴史は、途方もなく長い。 火星と木星の軌道の間には、小惑星帯と呼ばれるリング状の領域があり、太陽系の宇宙岩石の大半がここに存在します。小惑星帯が誕生したのは、太陽系ができたのと同じ頃。
北海道大学と海洋研究開発機構(JAMSTEC)の両者は、小惑星リュウグウから採取されたサンプル中から、太陽形成直後の約45億6730万年前に形成された太陽系最古の岩石を発見したと共同で発表した。 同成果は、北大大学院 理学研究院の川﨑教行准教授、同 ...
【この記事でわかること】・冥王星に代わる第9惑星の候補・現在の太陽系の「最新地図」は・太陽系外から来た天体「3I/ATLAS」とは「水金地火木土天海」の語呂で子どもの頃に覚えた太陽系の地図が相次いで塗り替えられている。天文衛星の観測などを通じて冥王星に代わる9番目の惑星が存在する可能性や、土星が200個を超える多数の衛星を従えている事実がみえてきた。太陽系の外からやってくる天体も確認され始めた。