2025年は戦後80年という節目であると同時に、日本による台湾統治開始から130年の節目にあたる。本欄では、台湾が日本だった1931年生まれの鄭世松さんに案内いただきながら、関連するさまざまな史資料を参照しつつ日台関係史をひも解く。シリーズ第7回は教 ...
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 瀬津要)は、2025年12月17日に『経済で読み解く昭和史』(岡田 ...
日本の防衛費は政府の予算でいまや公共事業費を上回る歳出項目となった。その巨額の財政支出を経済の活性化につなげる視点が欠かせない。裾野が広く強じんな防衛産業を育てるには、官民一体となってサイバー攻撃や供給網の途絶などのリスクを低減できるかがポイントになる。岸田文雄元首相が防衛費について国内総生産(GDP)比2%を目指すと表明したのは2022年度だった。以来わずか3年で、当初予算ベースでの一般会計 ...
終戦70年を迎えるにあたり、先の大戦への道のり、戦後の歩み、20世紀という時代を、私たちは、心静かに振り返り、その歴史の教訓の中から、未来への知恵を学ばなければならないと考えます。 100年以上前の世界には、西洋諸国を中心とした国々の広大な ...
2025年のノーベル賞の授賞式が日本時間の11日にスウェーデンのストックホルムで開かれる。大阪大学の坂口志文特任教授と京都大学の北川進特別教授が受賞する。ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言で1901年に始まった世界で最も権威がある科学賞は、自然や生命の根源的な謎を解き明かした重要な研究成果に与えられてきた。ノーベル賞の歴史と、栄冠に輝いた研究が科学や社会に与えた影響を振り返る。
本書の魅力は、近代革命から現代の政治現象までを一貫したロジックで描く明快さにある。成功したのはイギリスの名誉革命のようなボトムアップの漸進的な革命で、フランス革命や中国の文化大革命などトップダウンの急進的な体制転換は社会を混乱に ...
今年も8月15日の終戦記念日前後には、例年以上に新聞やテレビ、その他さまざまなメディアが戦争についての特集を組んだ。この時期には毎年そうした流れになるわけだが、今年は戦後80年ということで、一歩踏み込んだ報道が目立ったようにも思える。
最上県勢懇話会の例会が新庄市で開かれ、防衛省防衛研究所研究幹事の兵頭慎治さんが「激動の国際情勢と日本の安全保障」と題して講演しました。 兵頭さんは初めに特定の地域での軍事的緊張が他の地域や世界経済の先行きを不透明にする「地政学リスク」が高まっていると指摘しました。その上で、アメリカが自国ファーストを掲げて、「世界の警察官」としての役割をやめたことなどで国際秩序が揺らぎ、特に日本は戦後最も厳しく、複 ...
小説であれ、ノンフィクションであれ、読者を魅了する華のジャンルは人物評伝といってよい。その時代に起きた出来事に主人公がどう反応し、どんな行動を取り、何を発言したのか。どんな仲間が集まり、ともに何を生み出したのか。その軌跡は同時代の ...
日建設計は日本を代表する大手設計事務所の一つ。住友本店を大阪に建設するため、1900年に発足した「住友本店臨時建築部」が起源だ。戦後に住友から独立し、1950年に日建設計工務を設立。その後、現在の社名に変更した。大阪図書館(現大阪府立中之島図書館)、 ...
日建設計は日本を代表する大手設計事務所の一つ。住友本店を大阪に建設するため、1900年に発足した「住友本店臨時建築部」が起源だ。戦後に住友から独立し、1950年に日建設計工務を設立。その後、現在の社 ...