定年退職したサラリーマンらが、東京大空襲など戦争被害の証言をまとめた映画「戦争の記憶の一片(かけら)を集めて」と「東京大空襲とすみだ」の2本が、「すみだ生涯学習センター」(東京都墨田区東向島2)で上映される。7日に「一片」上映と製作した人たちのトーク ...
戦時下の美術といえば、軍主導でプロパガンダの役割を果たした「作戦記録画」が思い浮かぶ。だが、戦争の時代を伝える美術はそれだけではない。東京・板橋区立美術館で開催中の「戦後80年戦争と子どもたち」展には、銃後の子どもたちを主題にした約70人の作家による ...
世田谷区はきょう(5日)、太平洋戦争中の空襲などで被害を受けた民間人に対して見舞金を支給する条例を都内で初めて可決しました。
東京都世田谷区議会は5日、太平洋戦争中の空襲で負傷するなどした住民に見舞金を支給する条例を賛成多数で可決した。空襲被害者への見舞金制度は名古屋市などで導入されているが、首都圏の自治体では初めて。施行は来年1月5日。
天皇皇后両陛下は10月23日、長女の愛子さまと東京大空襲の犠牲者らの慰霊で東京都慰霊堂を訪問されました。 戦後80年の節目に各地で慰霊されてきた両陛下。それは戦争の記憶を次の世代に受け継ぐ訪問でもありました。 戦後80年の慰霊―ご一家で東京都 ...
天皇、皇后両陛下と長女の愛子さまは23日、戦後80年の戦没者慰霊として、東京大空襲の犠牲者らをまつる東京都慰霊堂(東京・墨田)を訪問された。節目の年を迎え、先の大戦で大きな被害を受けた各地を巡った「慰霊の旅」。一連の行事を通じ、遺族らに ...
吉村は執筆の経緯や調査、出版後の反響などを『戦艦武蔵ノート』(昭和45年、国書出版社)に綴(つづ)った。聞き取り調査は87人も及び、ある人物には30回近く会い、不明な点があるたびに電話で聞いたという。その動機をこのノートに記している。
戦後の闇市の形成と再開発の歴史をたどる企画展「闇市と都市」が、高島屋史料館TOKYO(東京都中央区)で開かれています。不法占拠によって築かれたイメージの強い闇市が、実は秩序だった形成過程をたどっていたことが分かり、商業的発展を遂げ ...
「研究者の街」として知られる茨城県つくば市で、地元に残る戦争遺跡などを紹介する企画展「戦争とつくば」が開かれている。企画者は、戦争の記憶を教訓として後世につないでいくことの大切さを胸に展示内容を考えた。
東京都新宿区にある高田馬場駅は、西武新宿線・東京メトロ東西線・JR山手線の3路線が乗り入れる、規模の大きな駅だ。早稲田大学をはじめ、多くの専門学校や予備校がある学生街で、駅周辺は若者たちで賑(にぎ)わっている。 このすぐ近くに、長年 ...
草創記「金鶏一番花」の一場面=東京都豊島区で、明珍美紀撮影 「テレビの父」と呼ばれる技術者、高柳健次郎さんらをモデルにした舞台「草創記『金鶏 一番花』」が東京都豊島区西池袋1の東京芸術劇場シアターイーストで上演されている。演劇ユニット ...
歴史人口学者のエマニュエル・トッドによれば、日本の家族類型は「権威主義型(直系家族)」である。家督を継ぐ者が家産を独占的に相続する権利を持つ一方で、承継の義務も負う。「家」と「家業」を次世代へつなぐことが当主の責務であり、それができなければ「先祖に顔 ...