この『逆説の日本史』シリーズの古くからの愛読者ならばよくご存じのことだと思うが、その後一九七〇年代には左翼の主導による「差別語狩り」が、まるで戦前の陸軍による「敵性語(英語)禁止」のように日本中を席巻し、文豪谷崎潤一郎の傑作まで「差別語が使われている ...
昭和史、とりわけ戦前昭和史に関する多くのノンフィクション作品を発表してきた保阪正康氏。昭和の当事者に直接取材し、明らかにしてきた歴史的事実も多い。日本の近現代史を知ることで、歴史の教訓が見えてくると話す。 ──昭和史で数多くの著作を ...
そして、今回は余談を語ることによって歴史を立体的に見る、歴史学者には不可能な方法で歴史全体を見る方法について語ろう。ただし、これは冒頭にお断りしたとおり本題の一九一九年前後の歴史とはとりあえず関連は無い。だから、本当の余談なのである。
1885年の内閣制度発足から始まり下関条約(95年)、ポーツマス条約(1905年)、21カ条の要求(15年)、治安維持法・普通選挙法(25年)、天皇機関説問題(35年)と続き、ポツダム宣言受諾が45年。戦後は自由党と日本民主党の合同が成立した55年体制(55年)、日航ジャンボ機墜落事故(85年)、阪神淡路大震災・地下鉄サリン事件(95年)、そして今年、2025年は憲政史上初の女性内閣総理大臣の誕生 ...
『幕末・維新』から始まった「シリーズ日本近現代史」もいよいよ9巻を迎えた。1960年代半ばから現代までの「ポスト戦後社会」を、社会・文化・メディア研究で知られる著者がたどった。 戦後がいつ終わったのかにはさまざまな定義ができようが ...
東京都世田谷区で空襲被害者の支援条例が成立したことを受け、関係者からは歓迎の声が上がる一方、国に救済制度の創設を求める意見が相次いだ。
楽しくて分かりやすく得する本の制作を心がけている出版社、スタンダーズ株式会社(本社:東京、代表:佐藤孔建)では、2022年11月25日(金)より全国書店、ネット通販、電子書籍で販売しております。 明治元年の江戸城無血開城から令和4年の安倍晋三元 ...
歴史はもちろん、「現代文」にも役に立つ! 講談社の「日本の歴史」を徹底検証 「日本一生徒数の多い社会科講師」ことスタディサプリの伊藤賀一先生が講談社の学習まんが「日本の歴史」を使った勉強のしかたを教える大好評のセミナーは今回でなんと10 ...
列島誕生以来、地震・噴火・津波などの自然災害の脅威に絶え間なくさらされてきた災害大国・日本。いくつもの巨大災害が、日本史上にその名を残してきた。平安時代を揺るがした「貞観の大津波」、近世では「宝永の富士山噴火」や「安政南海地震」、近現代では「関東大震 ...
日本の労働運動は、ブルーカラーとホワイトカラーが一体となって団結した戦後の奇跡から始まった。身分や職種を越えて同じ労働者として手を取り合ったが、いまやその理念は崩壊。非正規雇用者は労働組合に入れたくないというのが、団体役員の本音だ。かつての団結の精神 ...
列島誕生以来、地震・噴火・津波などの自然災害の脅威に絶え間なくさらされてきた災害大国・日本。いくつもの巨大災害が、日本史上にその名を残してきた。平安時代を揺るがした「貞観の大津波」、近世では「宝永の富士山噴火」や「安政南海地震」、近現代では「関東大震 ...