「女性は痴漢をはじめとする迷惑行為の被害を受けやすい」という社会的な評価がある一方で、「男性は痴漢をはじめとする迷惑行為の加害者になりやすい」という社会的な評価がある。これによって女性専用車両が導入されているので、差別の第二条件もクリアしているだろう ...
男女平等な社会は実現できるのか。オランダ・フローニンゲン大学助教授の田中世紀さんは「男女平等を実現する途中が、最も反発が生まれやすいのかもしれない。特に、男性優位の恩恵を受けていない若い男性は、女性優遇策に不満を持つ可能性が高い」という――。(第2回 ...
韓国では、女性の正規雇用枠は極めて少ない。一度でも非正規で働くと、正規には戻れない底なし沼だ。しかも、パートで働こうものなら、非正規雇用の賃金格差と男女の賃金格差のダブルパンチが待っているという。働き盛りの韓国人女性を襲う、ツラすぎる現実とは?※本稿 ...
米国の「民主社会主義」は、かつてのソ連のような一党独裁や共産主義とは明確に異なります。「民主主義を維持しながら、行き過ぎた資本主義の格差を是正する」という思想であり、北欧諸国の高福祉社会をモデルとしています。市場経済を否定せず、富の再分配や社会保障の ...
相対的貧困率の高止まりも日本社会の大きな問題だ。可処分所得が人口全体の中央値の半分に満たない人の割合は15.4%と、先進国では米国や韓国などに次ぐ高い水準になっている (*5) 。