特集の取材で、富士通の平松浩樹CHRO（最高人事責任者）は、3つの反省点を挙げてくれました。1つ目は、現場の共感を得られていなかったこと。2つ目は、制度設計に一貫性がなかったこと。3つ目は、年功序列へのアンチテーゼ故に、若手やハイパフォーマーのための ...

不動産経済研究所が発表した東京23区における10月の新築マンション平均価格は、前年同月比18%上昇の1億5313万円だった。また国土交通省の調査で、新宿区や渋谷区など東京6区で1～6月に購入された新築マンションのうち、国外に住所がある人が購入した割合 ...

人間のように働ける人工知能（AI）エージェントが注目された2025年。26年は普及段階に入り、仕事における人間の役割を変える可能性がある。日本の強みを生かせる分野での産業成長も期待できそうだ。

業績不振の日産自動車。2025年5月から構造改革プラン「Re:Nissan」を進める。イバン・エスピノーサ社長は経営課題として「スピード感のなさ」をかねてから指摘。改革から半年、開発や販売、海外の現場はどう変わったのか、探っていく。

2026年はステーブルコインの普及で、世界の金融が大きく変わりそうだ。国内では東京証券取引所の改革で、上場廃止企業はさらに増える見込み。地政学リスクを背景に、金の歴史的な高騰は今後も続く可能性が高い。

トランプ関税とレアアースの輸出規制で激しくなった米国と中国の対立。いったん沈静化したように映るが、2026年も米国の情勢が引き金になって再発し、世界が混乱するリスクがある。日本企業もデカップリング（分断）に備える対応が急務だ。

投資ファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントの介入を受け、MBO（経営陣が参加する買収）が不成立に終わったソフト99コーポレーション。エフィッシモの提案や、大株主のKeePer技研の動向をどう受け止めたのか。今後の経営への懸念や、ソフト99 ...

新規事業開発は、多くの企業にとって大きな課題だ。2017年の中小企業白書によれば、新規事業の成功確率は約3割。その3割に入るための格好の参考書になるのが本書だ。

米国と中国の貿易摩擦が再び激しくなる気配がある、2026年のサプライチェーン情勢。日本企業はその再構築にどう臨むのか。ポイントになるのが、中国に集中していた生産拠点を他国に分散させる「チャイナ・プラスワン」の取り組みだ。

2023年2月、ウクライナの都市ヘルソンやキーウが巡航ミサイルによる攻撃を受ける中、首都キーウに暮らすミハイル・ルーシン氏は、ほぼ1週間にわたって暖房も電気も使えない状態で過ごすことになった。夜間の最低気温は約マイナス10℃。これも戦争がもたらす苦難 ...

来週の最大の注目点は、米国で金融政策を決める米連邦公開市場委員会（FOMC）が12月9、10日の会合で追加利下げに動くかどうか。市場は3会合連続の利下げを高い確率で織り込んでいます。国内では1日に月内の追加利上げに向けた強い「地ならし」発言をした植田 ...

オープンAIのサム・アルトマンCEOと対峙したゲイリー・マーカスの著書『AIテックを抑え込め！　健全で役立つAIを実現するために私たちがすべきこと』からの抜粋連載。第2回はなぜAIテックが「邪悪」に陥ってしまうのかを説明する。