東京応化工業は半導体材料のフォトレジスト(感光材)で世界首位のシェアを持つ。半導体の回路形成に欠かせない材料で、サムスン電子やSKハイニックスなど大手顧客のいる韓国で新工場を計画する。海外売り上げが8割を超えるため海外人材の活用も必須となる。種市順昭社長に戦略を聞いた。――足元の需要環境は。「生成AI(人工知能)関連で大きく2種類の需要がある。一つは画像処理半導体(GPU)などのプロセッサー ...