東京市場では、日経平均株価が11月4日に史上最高値の5万2636円をつけて反落し、およそ1カ月が経過した。いわゆる黄金比率による目標値を達しての反落であるだけに、相応の調整を強いられると覚悟した。だが、その後の経緯をみてもさほど大きな下げには至らず、値幅よりも日柄整理の色彩が強い。 これはなぜか? TOPIX(東証株価指数)が相対的に依然として大きく出遅れていることによる。したがって、市場全体が大 ...