東京大学の梶田隆章卓越教授は素粒子の一種であるニュートリノに質量があることを発見し、2015年にノーベル物理学賞を受賞するなど物理学の研究をけん引してきた。梶田氏は25年に大阪大学の坂口志文特任教授と京都大学の北川進特別教授がノーベル賞を受賞すること ...
2025年のノーベル賞の授賞式が日本時間の11日にスウェーデンのストックホルムで開かれる。大阪大学の坂口志文特任教授と京都大学の北川進特別教授が受賞する。ダイナマイトを発明したアルフレッド・ノーベルの遺言で1901年に始まった世界で最も権威がある科学賞は、自然や生命の根源的な謎を解き明かした重要な研究成果に与えられてきた。ノーベル賞の歴史と、栄冠に輝いた研究が科学や社会に与えた影響を振り返る。
福井県内の小中学生が理科の自由研究の成果を競うコンテストの表彰式が6日、福井市内で行われました。福井新聞社主催の「県小・中学生科学アカデミー賞」には今年、1万5880点の応募がありました。6日の表彰式では最優秀賞に選ばれた福大附属義務教育学校6年の大 ...
里庄町出身の物理学者で「日本の現代物理学の父」と呼ばれる仁科芳雄博士(1890~1951年)を顕彰している科学振興仁科財団(同町)は5日、学業に熱心で特に理数系に優れた地元の中学3年生をたたえる「仁... この記事は会員限定です。
次世代版「TAO」は、これまで世界中で培われた「TAO」の理念と信頼性を継承し、あらゆる国や地域の学習者が、場所や言語、環境を越えて同じ基準で学びを評価できるプラットフォームとして新たに構築を進めてまいりました。一方、近年のクラウドの発展とIT端末の ...
愛媛大大学院の高田昌嗣(まさつぐ)准教授、東京農工大大学院の梶田真也教授らの研究グループは、遺伝子組み換え技術を使い、樹木の細胞壁を構成する成分「リグニン」に新たな発色団(分子の中で色の原因となる部分)構造を導入し、発光性を持たせることに成功した。発 ...
経済界で活躍している卒業生では、「プロ経営者」として知られる樋口泰行がいる。奈良高校を経て大阪大工学部を卒業した樋口は松下電器産業(現パナソニック)に入社し、米ハーバード・ビジネススクールに留学した。2003年に45歳で日本ヒューレット・パッカード社 ...
理系大学の女子枠については、東京科学大学(旧東京工業大学)が、「女性の比率が上がったことで雰囲気が変わった」と高評価する一方で、世間では逆差別だと批判する声もあります。しかし、女性が不利な状況に置かれてきた歴史もあるわけで、加藤氏はこう言います。
東京大学非常勤講師。元法政大学教授、『RikaTan(理科の探検)』誌編集長 ...