青森市街から車で約40分、年間を通じて多くの観光客が訪れる十和田八幡平国立公園内の「八甲田山」で24日、タケノコ採りをしていた70代の女性がクマに襲われ、背中やふくらはぎに大ケガを負った。
生と死が隣り合わせる古今の熊と人の歴史を記録したノンフィクション、および実話をもとにした小説、全15作品を収録した『怖い熊 傑作アンソロジー』(山と溪谷社)。同書の中から、ホラー小説家の澤村伊智さんによる巻末随筆を抜粋して紹介しよう。
いったい、いつになったら安心できるのかとウンザリするほど、人里へのクマ出没と被害は収まらない。
全国各地でクマによる人身被害が深刻化しているが、最近は主要都市の中心部に出没するケースも相次いでいる。 4月には仙台市中心部のマンションに居座り、5月には青森市中心部の国道沿いにある複合ビルに侵入。6月には宇都宮市中心部の繁華街などに現れた。 東京都 ...