キオクシアホールディングス(HD)が、次世代NAND型フラッシュメモリーの生産を2026年に北上工場(岩手県北上市)で始めることが分かった。データの長期記憶容量を大幅に増やし、大量の計算処理を行う人工知能(AI)向けデータセンターの需要取り込みを狙う。既存の四日市工場(三重県四日市市)とすみ分けし、効率的な開発・生産体制を築く。生産を始めるのは第10世代と呼ばれる技術。メモリーセル(記憶素子) ...