県内漁業の人材育成を目的とした「いわて水産アカデミー」の第7期生修了式は27日、釜石市の県水産技術センターで開かれた。気仙両市を含む三陸沿岸で約1年間、漁業、養殖業に関する実践研修に取り組んできた10〜30代の研修生9人が修了証を受け取り、一人前の漁業者を目指して海と向き合っていく覚悟を示した。 同アカデミーは、県内の漁業関係団体や沿岸市町村単位で設立された新規漁業就業者協議会、県で構成する「いわ ...
大船渡市大規模林野火災に伴う市林地再生対策協議会(委員7人、会長・山岸健悦郎農林水産部長)が27日、市役所で開かれ、令和11年度までを期間とする森林再生計画案を協議し、原案通り承認した。国の激甚災害指定に基づく森林災害復旧事業は、10年度までに1200㌶超で被災木の伐採・搬出や跡地造林を計画し、事業費は110億円超に上る。私有林でも新年度から同事業が本格化する一方、昨年の意向調査で「希望しない」と ...
陸前高田市は、米カリフォルニア州クレセントシティ市との国際交流の取り組みが評価され、第20回自治体国際交流表彰(総務大臣賞)を受賞した。海を挟んだ両市の縁は、15年前の東日本大震災を機に生まれた。自治体間だけでなく、市民同士のつながりも続いており、これまでの長く、活発な交流が実を結んだ。今回の受賞を弾みとしたさらなる友情の深化が期待される。(高橋信) 表彰は総務省、一般財団法人自治体国際化協会が主 ...
陸前高田市の陸前高田商工会(伊東孝会長)は、4月18日(土)から使用可能なプレミアム商品券を発行する。長期化する物価高騰対策の一環で、市民向けに1セット(500円券15枚)7500円分を5000円で販売する。使用期間は10月12日(月・祝)まで。商品券の販売会は4月18日から24日(金)まで、市内11カ所で順次開催する。プレミアム率50%の商品券を通じ、物価高騰に苦しむ市民の暮らしを支えると同時に ...
大船渡市盛町の大津小児科ファミリークリニックで25日、市内で50年以上にわたり、小児科医などとして親子らに向き合ってきた大津定子医師(87)が、最後の診察を終えた。同クリニックの現役スタッフだけでなく、かつて苦楽をともにした看護師や事務職員らが集い、感謝を寄せた。 大津医師はこの日、午後に約30人の診察に臨んだ。すべてを終えた午後7時すぎ、同クリニックの前身である大津小児科や大津医院時代の看護師、 ...
平成23年11月、東日本大震災による津波で市立図書館が被災した陸前高田市に、気仙初となる〝親子と児童・生徒のための図書館〟が誕生した。盛岡市のNPO法人・うれし野こども図書室(髙橋美知子理事長)の分館として、竹駒町内に整備された陸前高田こども図書館「ちいさいおうち」。安心して過ごせる居心地の良い図書館は、瞬く間に子どもたちの憩いの場となった。 ◇ 始まりは、震災後に気仙両市で読み聞かせ支援を行って ...
大船渡市は、令和7年度市民意識調査の結果をまとめた。18歳以上の市民2000人に対して生活全般について質問し、49・6%にあたる991人が回答。防災に関する取り組みで「避難場所の確認」と答えたのは79%、「食料・水・衣類などの用意」は37・5%など、昨年は大規模林野火災や津波警報発令など多くの住民が避難を強いられる機会が相次いだ中、令和以降の調査では高い回答割合となった。 市民意識調査は、市のまち ...
陸前高田市は令和8年度、新たな子育て支援策として、保育所などを利用せず、3歳未満児を在宅で育児している保護者に児童1人当たり月額2万円の支援金を支給する。市内の保育園で働く保育士の奨学金返還費用を支援する補助制度も新設し、人材の確保・定着を図る。市は今後の子どもの数や保育士の確保状況を注視しながら、9年度からの保育料完全無償化に向けて検討を進めていく。(高橋信) 支援金の対象は4月1日以降に市内に ...
県は24日、クマの出没に関する情報を投稿・共有できるアプリ「Bears(ベアーズ)」の提供を開始し、県内全域に「ツキノワグマの出没に関する注意報」を発表した。これからの時期はクマが冬眠から目覚め、人里に出没する可能性が高くなるため、県は新たなアプリも活用しながら、クマ被害への注意を呼びかけている。 県によると、令和7年度におけるツキノワグマの出没件数は2月末時点で9670件。前年同期と比べて681 ...
大船渡市三陸町越喜来の旧甫嶺小学校敷地内にある「さんりく陶芸工房」を拠点に活動してきた三陸町陶友会(及川光三会長、会員12人)は今月末で解散し、約30年続いた活動に幕を下ろす。市が所有する同工房が老朽化し、用途廃止されるためで、会員たちが名残を惜しみながら最後の作品作りを行っている。(清水辰彦) ...
大船渡市大船渡町の橋本陸さん(28)は平成31年、高校時代から目指し続けてきた救急救命士の夢をかなえ、現在は大船渡地区消防組合に勤務している。震災に遭い「人を助けたくても助けられない」という状況に直面した中学校時代と、祖母を病で亡くした高校時代。そして夢に向かって行動した日々と、この15年でさまざまな局面を経験した。
大船渡市の大船渡港を経由し、国内各港につなぐ国際フィーダーコンテナ航路が新規に開設され、24日に貨物船が大船渡町の野々田埠頭に初寄港した。宮城県の仙台塩釜港などを結ぶ航路で、今後は週1回のペースで寄港。関東主要港とを結ぶ既存ルートと合わせ初の2航路体制となり、年々コンテナ貨物取扱量が増えている大船渡港のさらなる利便性向上や、港湾機能を生かした地域活性化への波及効果が期待される。(佐藤壮) 歓迎セレ ...